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エリアマーケティング 

地域性に対応のマーケティングを考える
 愛媛県の今治は,タオルが地場産業となっています。温暖な気候と水に恵まれて発展した百十余年の歴史と伝統を受け継ぎながら,日々技術開発に努め先進的な商品づくりに挑戦し,JAPANブランドとして世界を視野に新たな発展をめざしています。

 同県の四国中央市では,「お札と切手以外は何でも揃う」といわれるほど,江戸時代より手漉き和紙の地場産業集積地として長い歴史を有し,現在でも多様な紙産業が集積しています。近年,ダム建設による工業用水の確保や,港湾整備が行なわれ大王製紙,丸住製紙,愛媛製紙,ユニ・チャームといった有力企業が操業し,今日では紙・パルプ紙加工品などの製造品出荷額は約4,800億円と日本一の紙のまち成長しました。2011年年3月には多目的国際ターミナルが供用を開始し,港湾機能のより一層の充実が図られています。

 石川県での伝統工芸が隆盛した起源は江戸初期にあります。外様ながら百万石の雄藩であった加賀前田藩は江戸幕府に謀反の意志のないことを示すため,惜しみなく工芸に藩の財源を注ぎました。以来,400年にわたり,この地方で工芸は潰えることなく,いまに続いて来ました。 金沢の伝統工芸に連関して産業が生まれました。手仕事の技から繊維を織る産業ができ,そこから工作機械が生まれました。そして産業がまた文化を支える。そうやって街が栄えてきたのです。森の工房では,春,夏,秋,冬と,四季折々の自然を楽しむことができます。

 小豆島に醤油造りが始まって400年。いまも「マルキン忠勇」「ヤマロク醤油」など19軒の醤油醸造所があり,その歴史は続いています。この地では,もともと良質な塩が作られていたことに加えて,海上交通の発達が大豆や小麦の運搬を容易にしました。さらに酵母の発達と熟成に適した温暖な瀬戸内気候も手伝い,小豆島は醤油の一大産地となりました。時間のかかる熟成をじっくりと待てる心のゆとりという,島の人たちの大らかな気質が小豆島の醤油をおいしくしています。

 醤油の小豆島で佃煮産業が盛んなのは当然のようですが,その始まりが戦後と意外です。第二次大戦の敗戦後の食糧難時代に,身近にあった醤油でサツマイモのツルを炊いたことに始まります。いまでは醤の郷を醤油ゾーンと佃煮ゾーンに分けるほどの地場産業になっています。

 岡山県は,南は昔より水運に恵まれた瀬戸内海に臨んで四国に,北は山陰地方と接し,中四国地方の交通の要衝として古くから重要な位置にあるという地理的条件。そして,古代から,大和地方と並んで古代吉備の文化発祥の地として栄え,現在に至るという風土やなど地域に根ざした学生服,ジーンズ,ワーキングウェアなどの繊維産業,製鉄関連の耐火物や石灰産業,県中北部は木材産業などの企業が生まれています。

⇒ 関連HP ⇒ エリアマーケティング http://kobayashi.clever.mepage.jp/area/area_index.htm
⇒ 関連HP ⇒ 県民性-風土記  http://kobayashi.clever.mepage.jp/cha/kenmin0.htm

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県民性・地域性 4 「地名にみる地域性」


県民性・地域性-2


県民性・地域性-1





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