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 経済産業省は2013年12月26日、伝統的工芸品産業の振興に関する法律(「伝産法」)に定める伝統的工芸品として、埼玉県の「秩父銘仙」、福井県の「越前箪笥」、熊本県の「山鹿灯籠」の3つを新たに指定しました。

1.新規指定品目の概要

(1)埼玉県・秩父銘仙
 かつて銘仙の5大産地であった、秩父、足利、桐生、伊勢崎、八王子。絹織物の「秩父銘仙」は,埼玉県秩父地方で江戸時代からの織物の技術を背景として生まれた絹織物です。平織りで裏表がないのが特徴で、表が色あせても裏を使って 仕立て直しができる利点があります。独自の「 解し捺染 」の技法では特許を取得しています。生地には玉虫光沢があり、柄は植物柄が多いことが特徴です。

 明治後期から昭和初期にかけて最盛期には,養蚕業などを含めると市民の約七割が織物関係の仕事にかかわっていたということです。「秩父銘仙」に代表される絹織物はまさに秩父地域の基幹産業であったわけで

(2)福井県・越前箪笥
 越前箪笥は、福井県越前市等で製造されており、技法は江戸後期から伝わっています。ケヤキやキリ等の木材を独自の指物技術によって加工し、鉄製金具や漆塗りで装飾しているのが特徴です。

(3)熊本県・山鹿灯籠
山鹿灯籠は、熊本県山鹿市で製造されており、和紙と糊だけで立体構造に組み上げる工芸品です。 技法は室町時代末から伝わっており、従来の奉納 品を始め、置物、土産物、インテリア等に利用されています。

2.伝統的工芸品産業の振興に関する法律とは

 伝統的工芸品産業の振興により、国民生活に豊かさと潤いを与えるとともに、伝統的 技術・技法の伝承や地域の経済発展・雇用の創出に寄与することを目的とした法律である。

※指定・5つの要件
 伝統的工芸品の指定に当たっては,次の5つの要件をを満たすことが必要。
 ①日用品であること 
 ②手工業的であること
 ③伝統的な(100 年以上)技術・技法であること
 ④伝統的に使用された原材料であること
 ⑤一定の地域で産地形成がなされていること)
    

⇒⇒ 経済産業省HP  ⇒ 伝統的工芸品指定品目一覧[都道府県別] 
       http://www.meti.go.jp/press/2013/12/20131226003/20131226003.pdf

・福井(7)
  越前漆器 越前和紙 若狭めのう細工 若狭塗 越前打刃物 越前焼 越前箪笥

・熊本(4)
   小代焼 天草陶磁器 肥後象がん 山鹿灯籠

・埼玉(4)
   江戸木目込人形 春日部桐箪笥  岩槻人形  秩父銘仙 


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