報道によると「ツタヤが書籍販売で最大手紀伊國屋を抜き,首位に立った」という。 そこで,八千代市書店定点観測(ストアコンパリゾン)は,未来屋,八重洲ブックセンターに加え, WonderGOO TSUTAYA 八千代大和田新田店の3店で行う。なお,WonderGOO TSUTAYA 八千代大和田新田店は,文庫本コーナーのエンド陳列をウォッチングする。
◆ツタヤ,書籍販売で首位 最大手紀伊國屋を抜く
「TSUTAYA」(ツタヤ)の書籍販売部門の2012年の売上高が過去最高の1097億円になり,業界最大手の紀伊國屋書店を抜いて首位に立った。
ツタヤを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)によると,12年の書店部門の売上高は前年比7.1%増だった。全国約1500店のDVDレンタル店に併設する形で増やした書店が約700店あり,売り上げは08年から3割強伸びている。
会員カード「Tカード」の購買履歴を分析し,売れ筋の書籍や雑誌にしぼった品ぞろえにしていることが効果を上げたとみられる。
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┗■ 「WonderGOO TSUTAYA 八千代大和田新田店」 6/5調査 文庫本エンド陳列
・東野圭吾と湊かなえの二人の作家に絞り込み
東野圭吾と湊かなえの二人の作家に絞り込んで陳列しています。特に東野圭吾の著作は39冊と重点化を図っています。
TUTATYA(6/7)文庫本 |
◆東野圭吾 39冊 |
悪意 |
赤い指 |
嘘をもうひとつだけ |
忙しい人びと |
あの頃の誰か |
カッコウの卵は誰のもの |
ガリレオの苦悩 |
幻夜 |
学生街の殺人 |
告白 |
怪笑小説 |
加賀の挑戦 |
聖女の救済 |
さまよう刀 |
宿命 |
殺人現場は雲の上 |
11文字の殺人 |
時生 |
探偵ガリレオ |
虹を操る少年 |
ねむりの森 |
変身 |
白馬山荘殺人事件 |
プラチナデータ |
白夜行 |
秘密 |
分身 |
犯人のいない夜 |
ブルータスの心臓 |
真夏の方程式 |
名探偵の呪縛 |
魔球 |
容疑者Xno献身 |
予知夢 |
夜明けの街で |
夢はトリノをかけめぐる |
歪笑小説 |
私が彼を殺した |
◆湊かなえ 4冊 |
告白 |
少女 |
贖罪 |
夜行観覧車 |
コンビニ業界 5万店時代に問われる質と量の総合力
コンビニ業界は業界内は「飽和」と言われた全国5万店時代に突入。各社の出店が加速、軒並み最多出店となった。首位のセブンイレブンは業界最多の1354店を出店。これにローソン938店、ファミリーマート900店が続いた。
今後,この流れがさらに加速。特にセブンイレブン、ファミリーマートの両社は1500店舗の新規出店を計画するなど、多くのチェーンが前期以上の出店を見込んでいる。
当然、競争は焼烈さを増す一方である。厳しい競争環境の首都圏はさらに激化しており、チェーン間でのブランドスイッチも活発化している。さらに「他社に出られるくらいなら自社が出る」と、もはや陣取り合戦となっており、消耗戦の様相を呈している。
-------<セブン鈴木会長「コンビニ、全然飽和していない」>------------------
「コンビニはここ数年ずっと飽和していると言われてきたが、私からみれば全然飽和していない。同質のもので埋め尽くされた状態が飽和だ。
今は革新で質の違いを生み出せることができる。セブン―イレブン・ジャパンの日販(1日当たり1店舗の売上高)は他社と10万円以上の差を付けており、同質化していない。時間がかかるとしても壁は必ず破れる。『飽和』という言葉を安易に使うこと自体がおかしい」。
◆セブン-イレブンのない県 <青森県,愛媛県,高知県,鳥取県,沖縄県>
ローソンやファミリーマートはすでに全都道府県に進出を果たしているが,セブン-イレブンは,青森県,愛媛県,徳島県,高知県,鳥取県,沖縄県の5県には出店したいない。
セブン-イレブン http://www.sej.co.jp/shop/index.htm は,出店に当たり限定エリアに集中して出店する「ドミナント戦略」をとっている。

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┗■ ドミナント方式(高密度多店舗出店)
コンビニエンスストアをフランチャイズチェーンで展開するにあたり,創業時より効率性・安定性から高密度多店舗出店を基本戦略として,出店を続けています。 それは,店舗ごとに商圏を隣接させながら店舗網を広げ,そこから知名度をアップし,鮮度のよい商品供給を行うというやり方です。
私たちはこの高密度多店舗出店について,次のような効果をもたらすと考えています。
出典:セブン-イレブンHP http://www.sej.co.jp/company/aboutsej/branch.html
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